比較的簡単な問題が出やすいですが、
過去問をやっていて教科書通りに出ないことが多いと思いました。
一旦教科書通りに進めて、問題の解き方は後述します。
土地
土地の特性
山麓部…地すべりなどが起きやすいので、一般的には宅地に向かない
丘陵地、台地、段丘…水はけがよく、地盤が安定しているので宅地に適している
低地部…洪水や地震に弱いので、宅地に適していない
危険度高:旧河道、自然堤防に囲まれた後背低地、三角州、谷底平野
危険度低:扇状地、自然堤防
※昔川だった旧河道なんかは地盤が弱いです。
教科書の図でどの場所かイメージできるようにしましょう。
干拓地、埋立地…一般的に宅地に適していません
干拓地はあまり聞かないので、図にしました。
埋立地は海面より高くなるので、干拓地よりは安全といわれています。

その他の土地の特徴、現象
崩壊跡地…斜面崩壊によってできた地形
地すべり地…地すべりによってできた地形(棚田に利用されることがあります)
断層…ある面を境にできた地層のずれ
等高線
等高線の間隔が広い・狭いのは緩やかなのか急なのか、
張り出している・高い方に弧を描いている部分は尾根なのか谷なのか
逆になったりしないように問題文を読んでみてください。
建物
構造計算が必要な建築物
こちらは建築基準法で出てきた内容です。
建築物の構造
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造があります。
木造
・木材は乾燥している方が強度が大きいです
・木材は湿っていると白アリが発生したり、腐りやすくなったりします
・辺材(外側)は心材(内側)に比べて弱い
・繊維方向のほうが繊維に垂直方向よりも強度が高いです
・木造建築物を耐震、耐風的な構造にするにはできるだけ建物の形態を単純にします
①木造軸組工法
はり、けた等の横架材には、耐力上支障のある欠込みはしていけません。
基礎は硬質の支持地盤に設置&上部構造ともに緊結する必要があります。
他、教科書の図内の文章を読んで理解しておきましょう。
②枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
文章を読んで理解するだけでOKです。
③集成木材工法
薄い板を接着剤で張り付けて、重ね合わせて作る木材で
骨組みを構成した構造で、体育館等によく用いられます。
鉄骨造
骨組みを鉄鋼材でつくる構造です。
不燃構造ですが、火熱にあうと耐力が減少するので、
耐火構造にするには耐火材料で被覆する必要があります。
鉄骨造は自重が軽い、鋼材はさびやすいということも押さえておきましょう。
鉄筋コンクリート造
鉄筋とコンクリートを組み合わせた材料で骨組みをつくる構造です。
・耐火、耐久性が大きく、構造形態を自由にできます
・常温で鉄筋とコンクリートの熱膨張率は、ほぼ等しい
(膨張率が似ていると片方が破損してダメになることが少ない)
・コンクリートの引張強度は、圧縮強度よりも小さい
・鉄筋の末端はかぎ状に折り曲げる
・柱は主筋は4本以上
・主筋は帯筋と緊結しないといけない
・かぶり厚さは耐力壁、柱、はりは3cm以上、耐力壁以外の壁、床は2cm以上
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨造と鉄筋コンクリート造を組み合わせた構造です。
建築物の構造
ラーメンは食べる方ではなくて、ドイツ語の「枠・額縁」に由来しているそうです。
直方体、三角形、アーチ型の構造とおぼえましょう。
耐震、免震、制震構造はそれぞれ理解しておきましょう。
すでに建てられている建物に後から工事して
これらの地震対策を備えるのも効果的です。
過去問について
こちらは令和6年の土地の問題です。

教科書の知識で解ける肢がないんです。
こうなったら推理するしかなくて、全部読んでおかしなこと言ってる肢を探します。
不適当なのは2で、擁壁がどうのこうの言っていますが、
どんな場所でどんな対策しても「地震による被害が生じることはない」と
断言しているのはおかしいです。
こちらは令和5年の建物の問題です。

これも教科書に載っている知識では解けません。
不適当なのは3なんですが、鉄筋とコンクリートを一体化するには、
ツルっとしていそうな丸鋼の方が、表面に突起をつけた
異形棒鋼より優れていると言っています。
実際にその材料を見たことなくても、ザラザラでこぼこしている鋼材のほうが
コンクリとしっかり一体化できそうだな…とイメージできると良いです。
次回より権利関係(民法)ですが、その前に
民法の頻出箇所、勉強法などを更新したいと思います。


